有線バッテリモニターからBAT.MANへ

従来バッテリーモニターはキャビンの壁にモニターを設置して、バッテリーまで長い電線を引き回して配線する必要がありました。
更に、モニター設置のための穴開け工事や配線施工工事なども必要となり大がかりな作業を伴います。
また、電流を計測するために大きなシャント抵抗器が必要であり、モニター装置本体との複雑な配線も必要となります。
BAT.MANはBluetooth無線を使うため、長い配線工事が不要。
シャント抵抗器も取り付け不要。 セットアップの違いを下に示します。

従来品

BAT.MANなら

BAT.MAN取り付けについて

サブバッテリーは用途に合わせ1個のみのものから2個並列あるいは3個以上並列にしてバッテリー容量を増やしたものや、直列接続して24Vで使用しているものなど多くの種類があります。
ここでは各種サブバッテリーの組み合わせにBAT.MANを取り付けた例を紹介いたします。

<接続例>12V 105Ahのバッテリーの場合

ご自身の設置されているバッテリーの電圧・容量をご確認頂き、組み合わせで近い値になる様アプリ内のバッテリータイプの設定を行って下さい。
(12V 115Ah のバッテリーを12V で2個並列で使用している場合、"105Ah x 2P(12V)"を選択して下さい。)

12V系統での使用の場合

並列接続なし2個並列

※アプリ内表示 105Ah(12V)

※アプリ内表示 105Ah×2P(12V)
3個並列4個並列

※アプリ内表示 105Ah×3P(12V)

※アプリ内表示 105Ah×4P(12V)

24V系統(2個並列)での使用の場合

並列接続なし 2個並列

※アプリ内表示 105Ah(24V)

※アプリ内表示 105Ah×2P(24V)

エナジーレベル(BMU-040、030)、バッテリーレベル(BMU-020)表示について

BAT.MANの表示は電圧、電流、電力以外に弊社独自のレベルを表示しています。
 BAT.MAN BL(BMU-020) : バッテリーレベル
 BAT.MAN Ai(BMU-040、BMU-030) : エナジーレベル
BAT.MAN Ai から名前がエナジーレベルとなりましたがBMU-020のバッテリーレベルと同機能です。
この表示はバッテリー残量に対し、ある程度相関がありますが電流と電圧のみの情報から演算を実施しているため(クーロン量の演算は行っていません)負荷電流が少ない時などは精度が下がりますので表示値はバッテリーエネルギーの目安としてご使用ください。

エナジーレベル バッテリー電圧 バッテリー電流
とても多い 電圧が十分 放電電流が大きい
電圧が十分 充電電流が小さい
電圧が十分 放電電流が小さい
電圧が少し低い 放電電流が大きい
電圧が少し低い 充電電流が小さい
電圧が低い 充電電流が小さい
電圧が低い 放電電流が小さい
とても少ない 電圧が低い 充電電流が大きい

受信レベルについて

受信レベルインジケータはBAT.MANから受信した信号強度を表示します。
数値が大きくなるほど受信信号が大きくなり、安定して動作します。
 例:-80dBm:信号が弱い(悪い)、-60dBm:信号が強い(良い)

受信レベル品質説明
-50dBmとても良い信号がとても強く安定して受信できる
-60dBm 良い信号が強く安定して受信できる
-70dBm 普通信号が安定して受信できる
-80dBm 良くない信号が弱く安定して受信できない可能性がある
-90dBm とても良くない信号がとても弱く受信できない可能性が高い

電圧モニタ表示精度の向上について

NEW MODELの「BAT.MAN Ai2」では、電圧モニタ表示の精度が向上しました。
今までは、下一桁までの表示でしたが、より精細な下二桁までのモニタリングが可能となりました。
BAT.MAN AiアプリのVer2.0.0へのアップデート後に反映されます。
「BAT.MAN Ai」につきましては、今まで通り下一桁までの表示となります。
BAT.MAN Ai2のモニタリングはVer2.0.0以降が必要です。Ver2.0.0より前のアプリではAi2は動作しません。

BAT.MANとシャント抵抗について

BAT.MANは大きなシャント抵抗器が不要です。従来はバッテリーの電流を計測するためにシャント抵抗器と呼ばれる部品が必要で、抵抗値はとても小さくキャンピングカーなどでは1mΩ~10mΩ程度の抵抗値が多く使用されています。
従来の装置で600Wの電子レンジをDC-ACインバータを通して12Vサブバッテリーで運転した場合、サブバッテリーの放電電流は70A程度と予測されます。
シャント抵抗器にはこの70Aが流れますので、シャント抵抗器1mΩとすると、発生する電圧は70A×1mΩ=70mVとなります。
この小さな電圧を増幅して電流値に換算して表示します。
このとき、シャント抵抗器自身の消費電力は70A×70A×1mΩ=4.9Wとなり、大きな熱損失となります。

BAT.MANではシャント抵抗器に代わる電流センサーを内蔵しています。
ただし、BAT.MANも接続端子(ボルト)間は金属である以上、抵抗は発生しますが低損失部品と製造管理により抵抗値は200μΩ以下となっています。
70A時の熱損失は70A×70A×200μΩ=0.98Wとなりシャント抵抗器に比べ低損失です。