バッテリー接続金具について

付属のバッテリー接続金具は一部のバッテリーにBAT.MANを取り付ける際に無加工で取り付けることができない場合があります。
その際はお客様にて金具を加工して頂くか、付属の金具の代わりに適正な太さの電線で接続して頂く方法があります。
加工が難しい場合はBAT.MAN取扱いのキャンピングカービルダー様などへご相談頂きますよう宜しくお願いいたします。

※ホームセンター等で販売している鉄製、ユニクローム製やステンレス製の金具は使用しないでください。
過度な発熱を起こす可能性がございます。

付属の取り付け金具は損失の非常に小さい銅製です。
表面はニッケルメッキ処理を施しております。
ホームセンターなどで販売されているものは内部が鉄製のものが多く、抵抗値が高いため
これを使用すると、発熱による故障が起こる可能性があります。

取り付け例

サブバッテリーへの取付 BAT.MAN Ai2plus
BAT.MAN Ai2の取り付け

弊社想定バッテリー形状

BAT.MAN取付想定バッテリー形状

バッテリー上部にM8の接続端子があるもの

使用NG

使用禁止金具

ユニクローム製やステンレス製の金具

追加工又は接続ケーブルを製作する必要があるバッテリー形状

M10バッテリー

接続端子が
M8より大きいもの

端子横向きバッテリー

接続端子が
横向きになっているもの

端子上面にないバッテリー

接続端子がバッテリー上面から
出ていないもの

端子がネジではないバッテリー

接続端子が
ネジではないもの

加工例、自作接続ケーブル参考

BAT.MAN 付属接続金具加工後

付属の接続金具の穴を広げたもの

BAT.MAN用 自作接続ケーブル

接続ケーブル

バッテリー接続ケーブルについて

使用されるインバーターなどの消費電力やバッテリーによってケーブルを選定してください。
下表にケーブル太さの参考を記載しておりますが、なるべく太く、短い配線をご使用ください。

例)
消費電力バッテリー電圧消費電流ケーブル太さ
2000W24V85A22sq (mm2)
1000W24V45A8sq (mm2)
1000W12V85A22sq (mm2)
500W12V45A8sq (mm2)

バッテリー接続ケーブル丸端子について

バッテリーケーブルには使用する機器により大きな電流を流す必要があり、
ケーブル両端の丸型端子についても考慮する必要があります。
市場には様々な丸端子付きケーブルセットが販売されています。
また、ケーブルセットを自作される方も多いと思われます。
以下は弊社にてケーブルセットを簡易的に調査した結果です。

BAT.MAN接続端子(発熱が大きい)
発熱(損失)の大きな処理(A)
BAT.MAN接続端子(発熱が小さい)
正常な圧着処理(B)

各社のケーブルセットを試してみました。
・発熱が大きい : ケーブルを分解すると端子圧着部を潰しただけの処理(写真A)
・発熱が少ない : 専用工具を使用し、正常な圧着処理がされています。(写真B)
発熱の大きいケーブルセットは端子接合部の抵抗値が大きく、電圧降下が発生して発熱を起こし、
インバーターなどの変換効率を下げてしまいます。
何より発熱による故障あるいは事故の無い様、良質なケーブルセットをご使用ください。

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